しーそーきゅー

mis@(みさ)のブログです。日常とか告知とか。

本を読むために本を読むという思考回路

「読書する人だけがたどり着ける場所」というタイトルの本が気になって買いかけたけど、まだ読んでない本が2冊あるからやめておきました。

どうもこんにちは、みさです。

私は見た目がオタクっぽいのに実はそんなに本を読みません。

願望としては、オタクっぽい見た目から垢抜けた上で本を読む人になりたいですが、

垢抜けるのは難しそうなので、まずは手始めに本を読む人になろうと思います。

 

いや、会社員時代は通勤で読む用の本を買い漁っていたのですが、退職したらピタッと止まってしまいました。

本は高いし、まとまって読む時間も作れなくて…。

(病院でのちょっとした待ち時間で読もうと思っても、人の気配を感じると緊張して全然本の世界に入っていけないタイプです。)

 

自分でこんなことをアピールするのも恥ずかしいとは思いますが、

私はスイッチがひとたび入れば結構熱中して深くハマるタイプだと思います。

冒頭の本がそのスイッチになりそうだな…と。

 

実際に、本がスイッチになったことがありまして。

上達への糸口を見つけることができなくなったときなど、絵を描くこと自体がだるくなっちゃう日があるのですが、

たまたま本屋さんで手に取った「最高の絵と人生の描き方(室井康雄著)」という本を読んだらやる気スイッチが思いっきりONになってモリモリ絵を描けるようになりました。

背中を押してくれるような一言がたくさん載っている本です。

私的には劇薬レベルでやる気が出てくるある意味ヤバい本なのですが他の方はどうなんでしょう…。(笑)

 

私もいつか誰かの背中を押す一言を言えるような人間になりたいとも思っているので、

今年は本を読んで語彙を増やし、知識を深めたいなと思います。

では。

寅年を警戒する女

あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

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みなさんどのようなお正月をお過ごしでしょうか?

私は初日の出だけ拝みに行ってあとはのんびり寝正月です。

積もってはなかったのですが、少し雪がちらついていたのでいつもより幻想的に感じました。

寝正月といえど、去年実家を出たのでお腹が空いたら自分で買い物に行き自分でご飯を作らなければなりません。

主婦に休みはないってこういうことなんだなぁ…と昼食を作りながら考えたりしていました。

まぁ大した料理は作らないんですけどね。

 

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唐突ですけど私、結構占いを信じるタイプでして…。

もう何年も前に行った占いで「寅年はやばい(要約)」との結果が出て以降、寅年の到来を恐れに恐れていました。

だから私は、寅年が来てしまう前に色々終わらせておこうと思い、会社を辞め結婚と引っ越しをし、チャリを買い替えました。

そして遂に訪れた寅。

昨日は緊張してなかなか寝つけずなんとか眠ったと思ったら見た夢が、

ランジャタイの伊藤さんと一緒にM1用の宣材写真を撮る夢だったのであまり寝た気になれませんでした。

夢の中でもっと緊張しちゃいました。

伊藤さんなんか可愛いですよね。

 

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そんなこんなで、初日の出を見に行った帰りの神社では拝み倒してきました。

いつもならあれもこれもと幸せのてんこ盛りをたった五円でオーダーするところ、

今年は慎ましく無事に生きれますようにというようなことをお願いしました。

まぁ今年も五円なんですけど…。(もっと出せよ)

お守りも買った方がいいかな。

しかし、怖いもの見たさでおみくじを引いたらなんと大吉でした。

でも書いてあったことが割と大凶寄りで心が折れそうになりました。

「縁談:先方へ思い通ぜず調いにくい」だそうですのでやっぱ去年のうちに済ませておいて良かった〜〜。

やっぱ元旦は全部大吉に変えてあるのでしょうか…。

みなさんもおみくじ大吉引けるといいですね。←

では。

展示のお知らせ

展示のお知らせ。

ARTs*LABoさま主催「COLORs2021」に参加させていただいております!

期間は11/24(水) ~ 11/28(日)

場所は東京都千代田区神田神保町の「Gallery CORSO」です。

展示会について詳しくはこちらをご覧ください。

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ひさびさのARTs*LABoさんでの展示です。

前回が確か去年の夏のアリス展…?

あれは一昨年…??(記憶が曖昧です…)

とにかく一年以上間が空いてしまいました。

COLORsはずっと参加したいと思っていて、今回やっと参加できたので嬉しいです。

色(及び画材)がテーマの展示会。作品タイトル「嬉色(きいろ)」で黄色い絵を展示出来たら個人的に最高だな~と思っていました。

(嬉色とは、私が使っているサークル名であり、中学生のときに友人と一緒に考えてつけたホームページ名です。キショクと読む方が圧倒的に多いので最近はローマ字「KIIRO」にしてます)

 

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今回の額装作品です。

美術部のふたりという感じ。

男の子の自転車の鍵のキーホルダーと女の子の通学カバンのキーホルダーがお揃い…みたいに描きたかったんですけど、小さすぎて見えませんね。

二人の関係性は一緒に展示させてもらっているATC(ミニサイズの原画)を見てもらえたらなんとなく推察できるようになっているかと思います。

推し色が月光荘さんのイエローオレンジで、今の季節で黄色いものと思いついたのがイチョウだったのでこんな感じになりました。

好きな人と一緒に見たイチョウの色=嬉しい色=きいろ みたいな…ダジャレです。

ちなみに、月光荘の絵の具は数年前東京に遊びに行ったときに購入しました。

大好きで憧れている作家さんと一緒に選んだので、私にとってもこのイエローオレンジは嬉色です。宝物です(*^^*)

 

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1枚目ATC

女の子の片想い編。

好きすぎて、彼の横顔描いちゃってる。

季節は夏です。

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2枚目のATC
季節は秋です。
男の子も女の子の絵を描いてたっていうオチです…。

 

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展示作品近くに貼っていただいているプロフィールカード。

ふたりの下の落ち葉がハートになっているのが個人的お気に入りポイントです。

今回も感想ノートを送らせていただきました。

青い表紙で、たい焼きの絵が描いてあります。お時間ありましたら一言いただけたら泣いて喜びます。

また、シトさんとの合同誌「魔法使いのパレット」も委託させていただいております。ちょうど色がテーマで、この本のために新作を描きおろしたものです。発色が綺麗な本なので見てもらえたら嬉しいです。

とりあえずシトさんの作品がめちゃくちゃ可愛いので見てほしい…。

 

描きたいものが無事に描けて、締め切りに間に合ったということでもう私は満足です←力尽きた

しばらくはのんびりしたいです(笑)

では。

画力に自信がなくなったときにやっていること

 どうも、こんにちはみさです。

 

 

そろそろpixivの整理をしようかなと思い古い絵を見ていました。

 

#うちのこ なみだの夜。 - mis@(みさ)のイラスト - pixiv

 

2014年の絵ですね。

えーと、7年前?

このころはまだ水彩に慣れていなくて、お気に入りの水彩紙とかも模索中だった時期だと思います。

これはヴィフアール水彩紙の荒目を使っています。

紙がざらざらしているので、絵具がつぶつぶと残って色鉛筆で塗ったかのような風合いになっています。

構図とか、この絵で何を伝えたいかとか、そういうことを全く考えずに「箱の中に好きなおもちゃを詰め込む」みたいな感覚で描いていたので結構自由ですね。

うさ耳やセーラー服は今でもすごく好きな要素です。

 

#オリジナル 私のプリマ - mis@(みさ)のイラスト - pixiv

最近描いた絵もぺたり。

今出せるすべての力を出したぜ!という感じですね。

上の「なみだの夜」と比較すると体とか上手く描けるようになったかな?という気がします。

正直、7年前は自分が体が描けていないということにあんまり気づいていなかったです。

それから紆余曲折いろいろあって、最終的に絵の趣味をより楽しむためには練習が大事という結論に至ったためちょこちょこ練習しています。

制作時間が昔よりうんと長くなりましたが、完成したときの達成感がすごいです。

作品をアップせずに水面下でもそもそ練習だけしていると、ちゃんと自分が前に進めているのか分からなくなるのですが

たまにこうやって過去の作品と見比べて、自信を取り戻したりしています。

 

そのうちpixivの過去絵は消してしまうと思いますので、気になるぜ!という方は今のうちにご覧ください(笑)

では。

つくし賞(称)にて「称品」をいただきました。

 

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つくし賞(称)2021 展示作品 「今を生きる」

 

はじめに。

近況報告を含む絵に関係のない話題が続きます。

この記事で最終的に伝えたいことはタイトルの通りなので、

長文が苦手な方はタイトルとこの絵だけ見てもらってブラウザバックで大丈夫です。

ではどうぞ。

 

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続きを読む

「夏の匂い」展終了しました。

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夏の夢

こんにちは。みさです。

毎日暑いですね。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

暑い日やムシムシする日は無理せずにクーラーつけてくださいね。

 

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先日ぎゃらりぃあと様での展示「夏の匂い」に参加させていただきました。

こちらの展示の全体テーマは「夏」

総勢32名の作家様方が参加された展示会でした。

「夏」というテーマなら気持ちを乗せて制作できる!(思いっきり趣味に走ってやろう)と思い、スケジュール的には結構きつかったのですが申し込みをしました。

 

私が「夏」から連想したものが「お墓参り」や「幽霊」だったので、夏というテーマで集まった作品の中で最も後ろ向きな内容だったのではないかと思います。

私は絵を描き始める際、思いついた言葉をつらつらと書きだしてどんな風に描くかを固めていきます。

今回、上の二つ以外には「セーラー服」「青春」「汗」「夏休み」「田舎へ向かう電車」「ひまわり」「七夕」を思いつきました。

 

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私のプリマ

感情移入するために、キャラクターに名前を付けていたりします。

この子は「夏野夢」という名前でした。

最初に貼った「夏の夢」の中で飛行機雲を見上げている女の子は「未来」という名前にしました。

未来は絵を描いているという設定だったのでスケッチブックを持ち歩いています。

「私のプリマ」の「私」とは未来のことです。

未来にとって夢は特別だったということですね。

夢をこのポーズにしたのは、バレエをやっている女の子という設定を伝えたいというほかに、

両足の角度が未来が見上げている右肩上がりの飛行機雲を連想するといいなと思ってこのポーズにしました。

体が上手に描けなくて、四苦八苦しながら過去最もラフに時間をかけて制作しました。

儚さを感じ取ってもらえたらいいなと思い、すぐ消えてしまうシャボン玉や天使っぽい羽も描き入れました。

一枚では普通に元気な女の子という感じですが、「夏の夢」や次の「ラストダンス」を見たあとで見ると印象が変わるようなそんな絵にしたかったです。

 

 

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ラストダンス

こちらは七夕のイラストです。

水鏡(?)にうっすらと映る影は未来のものしかありません。夢は透けています。

未来の願いごと「もう一度会いたい」が叶い、ふたりで最後のダンスをするシーンです。

でも夢の願いごとは未来に向けて「今を生きて」で、もう過去にとらわれずに前を向いてほしいというメッセージが込められています。

 

名前が未来なのにいつまでも前を向けず過去にとらわれているのが矛盾して面白いなぁと思いました。

(・・・自分の考えた創作でここまで悦に入る人なかなかいないと思います。)

 

「夏の夢」で、未来の手首にまかれている黄色いリボンは夢が髪を結んでいたものです。

持っているミニひまわりは、お墓にお供えするお花。

なんとなく気づいた方がいたら嬉しいなあ。

 

 

 

 

 

 以下余談です。

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今を生きる

 こちらは、「夏の匂い」展の数日前に終了した「つくし称(賞)」での展示作品です。

これを描いている時点では、特に夏の匂いでの構想はなかったのですが、

仕上がった時点でこの絵があまりに気に入ってしまって、引っ張られるように夏の匂いの作品三点を制作してしまいました。

なので実質四部作ですね。

制服若干違うんですけど、黄色いリボンしてないし、たぶん死後の夢なんだろうなあ・・・。

さくらちる

 


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「さくらちる」

さくら散る 待ち人は来ず 友と泣く

 

(よろしければこちらの記事もご覧ください。⇒「アイデアは鮮度が命」 )

 

私は、絵を見てくださった方がそれぞれに違う感想を持ってくださったらいいなあ、面白いなあと思っています。

今からこの絵についてちょっと語りますが、ご自分の想像した物語と違うものが出てきてもそれはそれで正解だと思いますし、そうであってほしいです。

描いた本人が言うのも変ですが、次の文章はこの絵のひとつの解釈と思ってください。

 

「さくらちる」は「Blue」の続編のつもりです。

 テーマは同じで卒業、青春、そして失恋です。

真ん中の子が卒業式のあと、好きな人に告白するために学校近くの神社で待ち合わせをしたんだけど、結局その人は来ず、木の陰に隠れてムービーを撮りながら見守っていた友人たちと一緒に泣いちゃった・・・という絵です。

なのでこんなタイトルになりました。

溢れる想いをしたためたラブレターは足元に投げ捨てられています。

周りの鳩もよーく見ると泣いていたんですが、小さすぎてつぶれました・・・。

 

実はこの三人は去年描いた令和慶弔カラーの袴のイラストの女の子たちです。

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左から、末崎菫、桜木真子、西園寺梅子という名前です。

菫、桜、梅ですね。

今回描いた「さくらちる」では、前回は面倒くさくて断念した振袖の柄をそれぞれちゃんと描きました。

 

「Blue」では高校の卒業式後ですが、「さくらちる」では数年経って大学の卒業式後の設定です。

(大学の卒業式というものがいまいちよく分かっていないので、ここおかしいだろ!とか、こんな服着ないよ!とか不思議に思う部分があったらすみません・・・。)

「Blue」から数年経っているので、なにげに転がっている真子のiPhoneからホームボタンが消えていたりします。

(一応画面は例の井村君からLINEの通話がかかってきた画面のつもりなんですけど、これは本当につぶれました。)

あと、真子は高校時代は眼鏡をしていたのですが大学生になってコンタクトに変えた設定です。

こういうどうでもいい小ネタを仕込むのが結構好きだったりします・・・。

 

自分なりの課題としては「Blue」と同じテーマなのに全然正反対の印象の作品にしたいというのがありました。

色合いはがらっと変えてこれでもかというくらいピンクを使いました。

背景に桜を選んだのは、この絵で参加させてもらう展示が三月だったからです。

展示会会場から桜が見えたのでちょうど良かったなと思いつつ。

 

「Blue」ではひとりぼっちで泣いていた真子が、今度は親友のために泣いています。

失恋の痛みを知っているのでガチ泣きです。

散々泣いた後は、三人でインスタ映えするタピオカとか食べに行っているんだろうと思います。

三人の仲の良さが伝わっていたら嬉しいです。

 

この文章高速で書いたので超読みづらくてすみません。

ではまた。